HOME >> 腰痛の方に気をつけてほしいこと-腰痛と運転編-

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3月に入り、徐々に暖かくなっていきます。
暖かくなると、家族や友達と外出する機会も増えることでしょう。
3月のコラムは、自動車の運転と腰痛の関係についてお話させていただきます。

腰痛持ちには辛い自動車の運転
自動車を運転する時の姿勢は、手足で体を支えることがほとんど無く、腰だけで体を支える姿勢になっています。
そのため、自動車を運転する姿勢は腰痛持ちにはよくない姿勢になってしまいます。
また、運転時の腰痛を引き起こす要因は姿勢だけではありません。
その要因の1つ目が、運転時の振動です。
走行中の振動によって腰椎が常時振動し、格闘関節や椎間板を剌激します。これが腰部の炎症を起こしたり、周囲の筋を緊張させる原因となるのです。
もう1つの要因が、アクセルの操作です。
通常、右足でアクセルとブレーキを踏み換えながら運転するため、右足は常時座面から軽く浮かせた状態となります。これにより、右股関節前面の筋が緊張して腰椎を前育させるような力を背骨に与え、背筋の過緊張を誘発するのです。
また、右足の操作により、無意識のうちにお尻の左側に荷重がかかります。これにより、背骨が横ヘカーブします。

長時間運転する場合は、これらの3つの要素が混合して腰椎に負担を与え、腰部の筋を疲労させます。
なので、長時間の運転は避ける、また調子が悪い時は運転自体を避けるなど、腰の調子を見ながら運転をすることがベストですが、ビジネス・日常の両面で、自動車を使う機会が多い人がほとんどなのも事実です。
そこで重要なのは、如何にして腰痛防止の対策を取るか、ということになります。

運転時の腰痛対策
自動車を運転する時に重要な腰痛対策の1つは、運転時にどういう姿勢をとるか、です。
まず、腰痛持ちで車に乗るときは、腰をひねらないようにします。
次に、シートに腰かけるときは反動をつけておこなわず、シートの端に横向きになって腰かけ、シートに両手をついて、からだを浮かせるようにして、正面向きになるようにします。
背もたれの角度は100~120度にし、適度に体重を背部でも支えることができるようにしましょう。
また、座席とハンドルとの距離は、膝と肘を軽く曲げてハンドルが握れるくらいにします。
最後に、アクセルやブレーキが踏みやすい位置にあり、膝や足、腰の負担が少ないか確認しながら、シートを固定します。
これだと座席が少し前のほうで固定されますが、それによって腰椎の前彎(カーブ)を減らすことができます。

  1. あとは腰に負担がかからないよう、長時間の運転を避けること、適度に休憩をとりストレッチなどで腰を伸ばすことを心がけましょう。
    また、腰あてやクッションなどの腰痛対策グッズも効果的です。
    座席や腰あてはやや硬めのものを選ぶと腰への負担が軽くなります。

 

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